前回の記事では、pro rataの使い方について話しました。
このpro rataの派生語であるprorateという表現を使えば、賃貸借契約やサブスク契約などでもおなじみの「日割で精算する。」という条件を英語で定めることができます。
たとえば、「賃貸借契約の最初の月や契約満了月において、ひと月に満たない期間の賃料は、実際の日数に応じて日割で精算する」と言いたいときには、以下のような表現が使えます。
The rent for a period less than a month at the commencement or expiration of the Term shall be prorated on a per diem basis according to the actual numbers of days in such partial month.
prorate は、働いた時間数や、何かがどれだけ使われたかなどに応じて、価格などを計算する場合に用いる表現です。
日本語でいうと、「~に応じて計算する。」という意味になります。
そして、on a per diem basisというのは、「日割で」という意味になります。
したがって、「賃料は日割で精算するものとする」と言いたい場合には、The rent shall be prorated on a per diem basisという表現を用います。
では、では、お疲れ様でした。